ソファの内部の修理
ソファを長年使用していると表面材が汚れたり、破れたりして、見た目が悪くなってきます。他にも内部のスプリングが不具合を起こしたり、ウレタンがヘタったりして、座り心地が悪くなってきます。
弊社では張替えの際に、内部の構造を診断して、より良い状態でお戻しできるよう心がけております。
今回は内部の構造、特にスプリングの修理をご紹介していきます。
~下関市K様~
およそ15年間のご使用で表面の生地が擦り切れていました。また、スプリングが座面の中で飛び出してしまったようで、座面が盛り上がっておりました。今回は、張替えと座面の修理のご依頼です。
カウチスタイルのソファの真ん中の座面が盛り上がっていて、あきらかに内部構造に不具合で起きている状態です。
生地を剥がして中のスプリングを取り出してみました。
スプリングは一つ一つ布で包んであるタイプでしたが、その包んである布が破れてしまって、中のスプリングが飛び出して、グチャグチャになっていました。
スプリングは全て新しものと交換しました。修理前のスプリングは薄い布でくるんであるだけでしたが、今回の修繕では厚めの不織布を敷いて新品のスプリングを保護しました。この不織布がウレタンの食い込みを防ぎ、座った時のスプリングの感触を無くしております。
従来の生地の色と同系色を選ばれましたので、お部屋の雰囲気も変わることなく納品することができました。
AFTER
BEFORE
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