ソファの張替え 北九州市 W様邸

北九州市のW様のソファの張替えの実績のご案内します。

W様は数十年前にご購入した本革のソファのご依頼です。
今回はメンテナンスにも優れている合成皮革への張替えです。

合成皮革を選ぶ時の注意点は、それぞれに用途とソファの形にあった表面材を選びましょう。


本来の形は引き込み部分などの凸凹が多いので、優雅なデザイン性を維持するためには柔らかい合成皮革を選ぶ必要があります。本革でも硬すぎるものなどはできあがりが貧相に見えたりします。

まず、最初の工程は「分解」です。
各パーツにわけ、表面材を剥がします。

必要な道具はこんな感じです。
この時点では電動などの工具は必要としません。


全て、剥がしたあとにウレタンおよび綿で、形を整えなおします。ほとんどのソファは数年使用し続けるとへたっています。これを下張り修理と呼びますが、下張り修理が実は重要で、この作業を怠ると次の作業が困難になったり、修理後に不良となることもあります。中にはバネ材が折れていたり、木フレームが曲がったりしているもののあります。注意しましょう。


次に表面材を型どりします。
剥がしたすべての表面材をバラバラにします。
型どりするときに注意する点は、元の形のとおりに型をとりなおしても実はダメだという点です。
本革は特にのびきっており、形が変形しております。
一番、ここが技術を要するところなので、熟練した技術者が必要です。
元の形を予想しながら、現状の下張り材に合わせながらの作業です。
創造力と計算力の2つの能力が同時に必要になります。

型どりが終わると、パーツごとに縫い合わせになります。
慎重に縫い合わせていきます。



縫った表面材を先ほどの下張り修理したものにかぶせて組み立てを行います。そうすると、なんということでしょう。きれいなソファに元通り。



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